25.3.10

Takamatsu international competition


サンポートホールはあたたかい木の色に重みのあるエレガントな赤のチェアー 
ゆったりとした気持ちでモーツアルトのコンチェルトに酔いしれていました。高松国際の3次予選。


こんなことも思い出していました。
小さな頃からお世話になった日本のピアノの恩師である“細田淑子”先生
無意識に先生と育んできた時間は今では貴重な宝物。先生が1995年モスクワに渡ったことが全てのはじまりであり 私にロシアの魅力を教えてくださった。そしてこの高松国際コンクールは先生の夢であり 実現するために多大な努力をなさったことを知っています。

先生が信じてきた“ロシアピアニズム” 
3次の結果をみて 先生は天国で微笑んでらっしゃるのではないのかしら と。


昨夜、ひょんなことから結果をロシアの3人と待っていました。ジョークなどいいながら そわそわする独特の時間。
順番に名前が呼ばれたとき 私たちは手と手を取り合い喜びあいました、ひとつになった瞬間。

決まったときの感動はとても嬉しかったのです、まるで自分のことのように



2010.March.27(sat)
11:30- ダーニャ ツベトコフ    チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第一番

13:15- ゴーシャ ボイロチ二コフ  チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第一番

14:15- サーシャ ヤーコブレフ   ベートーベン   ピアノ協奏曲 第四番


サーシャは ロシア・シュコーラの原点である ピアノで謳える特色があり 全ての声部が独立していておもしろい。ゴーシャは 繊細でやわらかい音が特徴 ロマンチックで優しいチャイコフスキーが楽しめると思います。そして 鬼才ダーニャ。どのプレッシャーにも動じないピアノはきいていて気持ちがいい。楽しませてもらいます。


そして 素晴らしい演奏家達が弾く珠玉の作品たちを聴いていると偉大な作曲家たちの存在を 改めて感じるこのごろ

 
みなさまの成功を こころより お祈りします
私の分まで がんばって















фп

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すきなもの うつくしいもの きれいなものを 傍に置くように 音で表現するように (Леф=Left Front of the Arts)

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