KANAKO KAJIMA (piano)
自分の気持ちや感情をあまり出さない彼女は
ピアノの前に座ると
生き生きと勢いよく飛び込んで そし心地よくたゆたう。それはまるで月夜の人魚が
遠い所から旅をしてようやく海にもどってきたかのような。
ちいちゃな頃に よく 風の精と雨の精 ごっこ をした。
今思えば 反対だったかもしれない
考えられないほど細かく、そして綿密に、何十時間も その箇所だけを練習する。
そして数日後にはその音楽が完成されている。
『 練習してできない箇所はない。夢は かなえるためにあるもの 』
♡