31.10.11

cendrillon

























 
 
 
happy halloween 
 
 
 
みなさま お靴をお忘れなく…
 
 
 
 
 
shoes of prey (order made shoes)

30.10.11

white quintet













口切りを前に 御釜や南部鉄瓶や器を今日はお湯を通しながら手入れをしていた




最後にホーローのおやかんがうずうずしていたので


忘れないようにお手入れをした


とてもうれしそうだった。



自分の心までもが楚々となり  茶釜はぽってりとふくふくしくなっていた



そういえば我が家の静かな犬 福子は元気かしら…


彼女は 人が側でいないとごはんを食べない


食欲を我慢する犬は初めてだと


父が呟いていた









深々と夜も更け   ゆっくりと外に出る

 
小糠雨 ぼおっとする光のシグナルの幻想的なこと


 耳許では


ボロディン四重奏&リヒテル  ショスタコーヴィッチピアノ五重奏、フランクピアノ五重奏が響く  



冷たい風は弦楽器の音が似合うから。






アンサンブルはピアノトリオ(ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)が俄然好みだ



わたしは何かと『3』を好む  3拍子であったり 3つの言葉で片付けてしまうことも多い



2人より3人の方が 意外な会話の展開など 面白いことが多い



音楽で対話をするアンサンブルの悦び




ボンドリャンスキー教授と故・ガイダモーヴィッチ教授の授業は



いまでは残り少なくなった『ロシアンシュコーラ(russian school)』まさにそれだった



 橤


1985年12月5日 モスクワ音楽院大ホールのコンサート録音


Shostakovich : Piano Quintet op.57 

Richter & Borodin  quartet


cheshier cat moon


























 
 
 
 
 
 
ハロウィンの前夜     10月最後の日曜日     チシャの月が笑う
 
 
 
 
さあ  なにが起こるのかしら


 
 
 
 

29.10.11

Léonard Fujita























絵というものは 生きていて




語りかけてきたり 圧倒的な力強さをみせたりするのだと どこかできいたことがある






私は自分のペースというものがあって


ふらりと立ち寄る気軽なモスクワの美術館なんかが好きだった




木曜日の夕方に




学生証をみせて




足を踏み入れた世界は まぎれもなく『芸術』であり『本物』とよばれるものであり



私の生活に夢を与えてくれる素晴らしい空間だった







どうやら日本なら  画廊のタイミングとやらが私の性にあっているのだと常思う





店主は 作品を手にとりじっくりと睨んでいる 落札した新物だろうか





ときどき気になる作品の話をきく 作家のこだわりや作風がきけるのは私にとって重要だ








レオナール・フジタ   エコールド・パリ





フジタのリトグラフの猫をみて 私は言葉を失った





こういう瞬間があるので




新しい扉を開くことはやめられない





パワーをいただき     そして素晴らしい感動をいただく





そうして

そっと 胸にしまいこんでしまおう






みなさま ごきげんうるわしゅう


よい週末をお過ごしくださいませ






27.10.11

confections a piano sweet (1973)








『お菓子の世界』(1973) 湯山 昭 作曲





現代曲はふたてある



わかりやすいものとそうでないもの


メロディーが重なるものと不協和音なもの


譜を読むのが簡単なのに理解がいつまでもできないものと



読むのが時間がかかった後 一生弾けてしまう曲



いつまでも弾いていたい曲の内のひとつがこちら。湯山先生の名作



ファンタジーな世界はとてもいい心地がする




祖母の遺したレコード、不気味な笑顔のピエロ、1番と2番。



ベルトコンベヤーに運ばれるお菓子を演奏した後 コントラストのきいた『シュークリーム』を甘く




12月のクリスマス発表会だった




いまでも ときどき演奏することもある 大好きな楽曲集




そうして 思い浮かぶ



小さかった手





Klaus Ensikat

冬のねこはなごむ


擬人化された世界は夢のようだ









26.10.11

walter bosse






 my most inspiring time of the day is mornings,




and preferably to early when the coffee is necessary



and



it’s so quiet and still one would think I stay near the big tree.  







東欧の陶芸作家 ワルター・ボッセ(Walter BOSSE)





マジョリカ焼き独特の無数の貫入(ひび割れ模様)と素朴な色合いのやわらかさが


どうぶつの表情に似合う。かわいらしさ、あいくるしさ、メランコリックな表情


グレイズ加工は信楽焼の貫入を思わす


割れた模様の陶器は意外に好き


陶製のオブジェはふとした日常生活で出会うことが多い


わたしは特に鳥を集めている

 





















25.10.11

last day of autumn
































赤つばきの それ賜ふ


奥ゆかしかばあらまほし


白つばきの それ賜ふ
 
いかに心もとなくおぼすらん



やをら ちかづく冬の影


 霜月 こころはきよらなり





 





24.10.11

clematis garden








数年前に、流先生にお目にかかったときに 彫刻を理解したいけれどなかなか難しいので

先生の作品を理解するのにはどうしたらいいのですか

ときいたところ 先生は微動だにせず目だけで静かにこうおっしゃいました。
 

『みるだけじゃなく、作品を触って手で感じてほしい。
 
 
上にのってもすわっても何をしてもいい。好きにしたらいいんだよ』


表情や外見には冷たい静けさが流れているのにもかかわらず


内面の情熱とやらが濛々と伝わってくる様はまるで石のようだなあ と思いました。
 
 
 
 
 
 
 
 


23.10.11

a few lovely things





on the sunday  


everytime, everywhere   a few lovely things remind me of natural feelings.

I want just  try it.





最近とても 彫刻が好き  don`t you?
















22.10.11

chanson d'automne













ふゆさん おかえりなさい 


虫の音も次第に遠のき

空気が確実にかわってゆく



めぐる季節を謳歌する


そして気持ちをほどいてゆく


風が冷たくなってまいりました


皆さま お身体 ご自愛くださいませ

Attention à ne pas attraper un rhume



21.10.11

うふふの器










霜降をむかえようとしています





わたしは専ら和食派。お米の銘柄やたまごにこだわるから シンプルな形でいただくのが理想


卵かけ、納豆、おじや、お味噌汁、塩鮭、ししゃも、浅漬け ー


そして


うつわ が好きだ



薄手の平茶碗はお茶漬けにしたときに丁度白ごはんが広がってたくわんが大層美味しく感じる

そうして口当たりがよく、しゃばしゃばといただける



また 厚手の砥部焼などは 重厚さから いただくありがたみを腕から感じる

一口 一口を かみしめる


おいしいごはんに必要なのは勿論 味だし

カンパニーだし 健康だし

そうなのだけれども

やっぱり 好きな器でいただいたり 店主の気持ちのはいった器でいただけるのは

極上の贅沢




伊賀焼の御釜は宝物になるだろう。 土がいい色にかわるほど 私はものを『いかす』ことができるのだろうか



 ♥




have a nice week-end




ヴァンジ彫刻庭園美術館

白山陶器shop












20.10.11

NOKTO DE LA GALAKSIA FERVOJO



ではみなさんは、そういうふうに川だと云われたり乳の流れたあとだと云われたりしていたこのぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか
                                          (銀河鉄道の夜 冒頭) 



大切に心の奥にしまっている名作映画のひとつ


夏の夜がイメージなのだけれど

この時節

どうしても観たくなる一作


細野晴臣の音楽がさらにふしぎな香りを放つ





そして


ねこで正解だとおもう。(登場人物)





фп

Моя фотография
すきなもの うつくしいもの きれいなものを 傍に置くように 音で表現するように (Леф=Left Front of the Arts)

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