29.10.11

Léonard Fujita























絵というものは 生きていて




語りかけてきたり 圧倒的な力強さをみせたりするのだと どこかできいたことがある






私は自分のペースというものがあって


ふらりと立ち寄る気軽なモスクワの美術館なんかが好きだった




木曜日の夕方に




学生証をみせて




足を踏み入れた世界は まぎれもなく『芸術』であり『本物』とよばれるものであり



私の生活に夢を与えてくれる素晴らしい空間だった







どうやら日本なら  画廊のタイミングとやらが私の性にあっているのだと常思う





店主は 作品を手にとりじっくりと睨んでいる 落札した新物だろうか





ときどき気になる作品の話をきく 作家のこだわりや作風がきけるのは私にとって重要だ








レオナール・フジタ   エコールド・パリ





フジタのリトグラフの猫をみて 私は言葉を失った





こういう瞬間があるので




新しい扉を開くことはやめられない





パワーをいただき     そして素晴らしい感動をいただく





そうして

そっと 胸にしまいこんでしまおう






みなさま ごきげんうるわしゅう


よい週末をお過ごしくださいませ






фп

Моя фотография
すきなもの うつくしいもの きれいなものを 傍に置くように 音で表現するように (Леф=Left Front of the Arts)

ARCHIVE