23.5.12

the composer play..


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近頃気になっているのが自作自演もの




クラシック音楽を選ぶ時 曲目より大切なことがあるー演奏家




そういう中で




作曲家による自作自演の音楽というものはとても特別である






ある意味 神の域であり ヒントでもあり 作曲家にぐっと近づけるチャンスでもある




それを経て自分らしい音楽を突き詰めていくのも面白い




半分以上の作曲家(バッハ、モーツアルトやショパン、ブラームス)の演奏さえは残ってないものの 図譜(楽譜)がいまなお生きているのも魅力の一つ










ピアニストとしても天才的だったラフマニノフ自身の演奏は高度成長のアメリカのテクノロジーのおかげでたくさん残っている。
すみずみまで計算された音階、弛ませることもなく 油断もなく サイズの合った服のようにただただ音楽が流れていくーコンチェルトはとりわけ聴くなら2番、4番 弾くなら3番、パガニーニ




幻のケルンコンサートはジャズの中では あいうえおの50音表的存在のイメージ
この音楽を分析して いつも不思議なのが特有のインプロ部分
たった少しのメロディの変化のバリエーションが気持ちの高揚と共に伝わってくるから躍動感があり軽快でありそれでいて切ない



アディオスノニーノというのはgoodbye-daddyで
最愛の父を亡くしたピアソラが天国の彼に捧げた名曲−1番のアルバムだと思う
悲痛な想いが 優しい気持ちが 彼のアコーディオンの音色と共にまっすぐに心に響いてくる
こんな時に感じるのだ  ーことばにはない インストゥルメンタルの魅力



建築趣味が興じて出会った一枚ー keiichiro shibuya
アルバムの表紙を飾るのは杉本博司の代表作の一つ、ル•コルビジェのサヴォア邸
こちらモダンなピアノソロから多重録音を使ったものもありプリペアードを思わす作風
ピアノの可能性を最大限に引き出している。 杉本博司の芸術と重なりより美しく映える  優しいメロディーと規則正しい音階が否定なく耳に心地よい



ジャズとクラシックを見事に融合させたロシアの作曲家カプスーチン。何度か音楽院の廊下で出会ったことる
かたや音階の複雑な、むしろ楽譜のないような、またはバロックに帰化したもの、ミニマリズムー
今の作られる音楽はさまざまあるが カプスーチンはとても‘今’らしい それでいて大変耳心地のよい
アクロバティックさ、テクニックだけに頼る事なく洗練されたリズムと和音の重なり 名曲名演







自作自演の窮地
ピアノ弾きによるピアノ曲を創りたいものだ

фп

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すきなもの うつくしいもの きれいなものを 傍に置くように 音で表現するように (Леф=Left Front of the Arts)

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