皐月の風がふく頃ー
ちょうど庭園は美しい季節を迎える支度ができている
庭は人と自然が出会う空閑、そして人と人とが心を通い合わせる場所
そんな空閑の美を設計し 穏やかな時間を演出した芸術家ー小堀遠州
利休と遠州のちがいについてのエピソードでおもしろいものがある。
戦国乱世を生きた利休、そして文化の面においてはバサラ、傾き(かぶき)、数奇、強烈な表現力と個性を放つ人々が群がり続けた時代。
露地も庭の木々にも積もった日には その雪が『花』なのだから 茶席に花はいらないといったと伝えられている
半世紀を隔てて誕生した遠州は 雪で凍えた客人たちをもてなすため一輪の紅梅を挿すという考え方であった
二条城にあそびにいきましょう
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