15.2.12

brown sugar butterfly










色の落ちていくその様は あまりにも自然で 時間がほどけていくのがわかる

一日にいくつかの間があるとして 日中と夜とを隔てるものーそれを『中休み』とするならば   私の場合16時のコーヒーの時間 がそれにあたる。

コーヒーを点てる手段は2つ。手か 機械か  その間にも様々な楽しい選択が私を憚る
まず南部鉄瓶か琺瑯かー 鉄瓶で沸かすお湯というのは独特の甘みと深みがある。琺瑯は愉快に音を起てながら沸騰さすので大好きだ。   

そうしてゆたゆたとお湯を沸きたたせ カップやケメックス、ドリッパーなぞを湯通しする。白い湯気が立つ。寒い季節にほこほこと気持ちよさそうな道具たちを見るのは器を集める趣味のあるものにとっては冥利に尽きる

コーヒーメーカーを選択する時は 素早さとフラットさを自分に求める
いかに簡略的に済ませ テーブルについてPCを開き作業に移るか そのインスタントな流れが重要なのだ。 まるでアメリカ映画の朝のテーブルシーンにでてくるようなその塩梅

次に豆
酸味がないものを好む。冷凍庫にはおとなしく5種類の珈琲豆がストックされてある。好きな豆が3つある。3はなんと便利な数字だろう
そして2種類は普通のなんてことはない豆である。

熱したオーブンに 2つに割ったバゲットを温めはじめる
バターを塗るだけ、もしくはチーズをのせただけ、最近は明太子スプレッドなどが気分ー
なるべくシンプルにしたいと思うのだ


雨の日ならばシナモンロール、 湿気とシナモンの香り コーヒーは絶妙





極力苦みのあるビターなチョコレートを齧りながら そんな気分に浸っている




気づいたら今はもう夜ー


どうやら私の白い猫が外にいて
逃げないようにつかまえたのだが
夢だから安心している


coffee  chocolate  daydream














фп

Моя фотография
すきなもの うつくしいもの きれいなものを 傍に置くように 音で表現するように (Леф=Left Front of the Arts)

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