6.3.12

Odilon Redon





Odilon Redon (Bordeaux 1840 – Paris 1916)



思わず 空を飛んでみたくなるような長廊下



赤煉瓦の朽ちた色 鉛さび 響く靴の音 鍵穴の奥に見える額縁だらけの世界



線の細く小さな描写のエッチング 精巧なリトグラフ この無機質でシュールなスマートさ


私のおもう『French』てこれ。



そして 所々に淡い色を魅せてくれるのだ


断定はできず 〜のような 〜みたいなと形容するしかないこの色の世界


このバランスの妙


そしてひっそりとEdvard Munch


初めてRedonと出会ったときのことです。






僕も作曲家、つまり最初の聴き手としてね、ルドンと同じように、見えてないものを見たいし、今聴こえてない音をね、聴き出したい。
音を組み合わせて音楽を作るっていうんじゃなくて、ふと何かある音を聴き出したいなっていう気持ちが強いです。
ルドンを見ていると、非常にそういう気持ちにさせられる


ー武満徹『私とルドン』










фп

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すきなもの うつくしいもの きれいなものを 傍に置くように 音で表現するように (Леф=Left Front of the Arts)

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