6.12.16

銀杏

 


私は銀杏の木が好きです


ひと月近くかけて ゆっくりゆっくり冬支度を始め


緑の葉はだんだんと黄金色に輝いていく



そうして 全身を黄金で包み込んだ後 かあっと燃えたその銀杏の木は


2、3日も経てば、全てその葉を散らせます



不思議なことに 必ず決まってこの頃に


とても強い風が起こり   道すがら 木の葉のダンスに出会うことが。




ええ。 しかめっ面などしていませんわ


大好きなのです。この感じ


 

『冬の星空はとても美しいわ』






そういった彼女の背中を いつだって僕は見守っていたー




銀杏のほんの独り言です



фп

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すきなもの うつくしいもの きれいなものを 傍に置くように 音で表現するように (Леф=Left Front of the Arts)

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