7.7.11

宝石箱



利休は 大自然の基本の生命を茶碗にふきこんだという。

夕焼けを 炎えさかっている光として捉えた “赤樂茶碗”

光を呑んだ闇としてとらえたのが“黒樂茶碗”

そして次第に夜に犯されていく明暗の二つを妊んだ夕焼けとしてもとらえた




徳島と高知の 境目界隈で奇跡的な空

ものでも時間でも 私は余韻が好きだ











樂 先生のお茶碗たち。

新しい‘つち’の息吹を堪能


◆滋賀 佐川美術館


茶人・樂 吉左衛門の優美な“水の上の茶室” 

訪れる客人を慮る 極上のおもてなし

ジョン=ケージの“4.33”を演奏したときの感覚は

見えないお茶室があったんだ









お花を生ける

シンプルで強さのある粋さ

七夕には芍薬を。

今朝はまるでほんのり頬を赤らめたように…星祭りは成功の暗示。

花言葉は”はじらい”



木が好き。 毎日木の傍に一度はいかないときがすまない。


私は針葉樹林のように生きたい
そして広葉樹林を傍に置きたい





杉はすくすく まっすぐと

まんだ峠 夜はおばけが出そうです

雨ならさらに美しい



暑い夏には 黒か 白か ー

夏に着物は暑いのよ
そんな言葉を傍目に

帯をしめる

合わすのは赤の帯揚げ  ぽんぽん下駄に黒い足袋

大島が好きです





露る天草 たなばたの夜

彩る芍薬 詠い草の抄

七夕まつり 星まつり

今日は好きなものを並べた


忘れてはいけない いちばん大事な白い猫



  玉蜻(かぎろひ)のほのかに見えて別れなばもとなや恋ひむ逢ふ時までは -山上憶良

鳩はトゥートゥー、√トゥトウー と啼く

よい星まつりを 




фп

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すきなもの うつくしいもの きれいなものを 傍に置くように 音で表現するように (Леф=Left Front of the Arts)

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