6.4.12

花床

 










おしゃべりな椿たち昼下がりー 私はこの椿に弱い 花びらの重なりが丹念で丸みがありとても美しい。 ひとえに見ると違いは分からないが 長く見ているとそれぞれに表情がでてきて味がある。そんなときにサン•デグジュペリの一節を思い出す。同じようでいて特別なものー星の王子さまは自分の星に取り残してしまったわがままで頑なバラの元へ急いで向かうのだった。


そばに1本だけ薮椿がある。私は猫の姿を思い出す。『花子』という美しい猫が亡くなった次の日に1月の寒い時期なのに庭の薮椿の花が1個だけ咲いた。後にも先にも1月に咲く事はない。


木蓮の花が膨らみ始める時 桜の開花を指折りに数える。丁度白いティッシュのようなお花が咲いた1週間後にあちらこちらでピンク色の桜が輝いてみえるという塩梅にー


桜の木の枝ぶりの見事な事
可憐で華奢な花も好きだが 私は木の幹が大好きである
目黒川沿いをコーヒーでも片手に歩いてみるつもり


お花見とはなんとも風流で美しい和文化だろう
四季の変化を喜び 花を愛で 歌を詠い 時を過ごすー

 

have a nice flower week-end♡



 

фп

Моя фотография
すきなもの うつくしいもの きれいなものを 傍に置くように 音で表現するように (Леф=Left Front of the Arts)

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